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ライフステージごとの「お金の山」を知って安心準備!
こんにちは、『えすふぁみ☆家族で株投資』です。
人生にはいくつかの「お金の山場」があります。子どもが生まれ、成長していくにつれて、家計にかかる支出は大きく変化していきます。
とくに教育費は家計の中でも大きなウェイトを占め、先を見据えて準備しておくことで安心感がぐっと増します。
今日は、ライフステージごとに訪れる「お金の山場」とその特徴を、家族会議形式で確認していきましょう。
未就学期(0〜6歳)|ゆるやかな出費のスタート
まず最初の山場は、子どもが生まれてから小学校に上がるまでの時期です。
この時期にかかる費用には以下のようなものがあります。
おむつ・ミルク・衣類
予防接種や通院費
保育園・幼稚園の費用
習い事やイベント代
保育料は無償化が進んでいますが、給食費やバス代、制服代などは家庭の負担です。さらに、ピアノや英語などの習い事を始めれば、月に数万円単位で支出が増えるケースも。
小中学生期(6〜15歳)|教育費が急増する時期
次の山場は小中学生の時期。義務教育なので授業料はかかりませんが、「学校外の費用」が急増します。
学用品・給食費・PTA会費
習い事や塾代
部活動や遠征費
スマホ代
特に中学進学後は塾や部活での支出が一気に増えます。私立に進学した場合は授業料や施設費も大きな負担に。
進学塾に通うと、月に数万円〜十数万円になることもあり、家計にとっては大きな出費です。
高校〜大学生期(15〜22歳)|最大の出費の山
そして最大の山場が高校から大学にかけての時期です。
入学金・授業料・教材費
受験料や制服代
部活動の遠征費
大学進学時の一人暮らし費用
特に大学進学時は「まとまった一括支出」が必要です。
私立大学や専門学校の場合、入学金+前期授業料で100万円以上かかるケースも。さらに一人暮らしを始めると、家賃・生活費・仕送りで月10万円前後の負担が加わります。
公立と私立でこんなに違う!支出の比較
進学ルートによっても費用は大きく変わります。
公立ルート(小〜高まで):約544万円
私立ルート(小学校から高校まで):合計で約1,800万円前後
この差はなんと3倍以上。
「中学だけ私立」「高校から私立」など組み合わせ次第で金額は変わりますが、計画を立てるうえで大きな目安となります。
兄弟・姉妹がいる場合の注意点
兄弟姉妹がいると、進学の時期が重なることで一気に負担が増します。
年齢差が少ない → 出費のピークが同時に到来して家計に大打撃
年齢差が大きい → ピークはずれるが、支出期間が長く続く
どちらにもメリット・デメリットがあり、家計への影響を早めに見積もっておくことが安心につながります。
まとめ|「お金の山場」を見える化して準備を!
ライフステージごとのお金の山は、大きく分けて3回。
未就学期(0〜6歳):保育園・習い事費
小中学生期(6〜15歳):塾・部活・スマホ
高校〜大学期(15〜22歳):入学金・授業料・一人暮らし費
特に大学進学初年度は最大の山場で、兄弟姉妹がいる場合はピークが重なることも。
だからこそ、「どの時期に、どれくらい必要か」を家族で共有し、早めに準備することが大切です。
将来に向けての計画は、安心と希望の土台になります。ぜひご家庭でも「お金の山」をテーマに、話し合ってみてください。