ロキ兄さんの一言「そろそろ車、欲しいな」
こんにちは!『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ!
ある日、大学生のロキ兄さんが家族にこう言いました。
「そろそろ車が欲しいな。バイトも頑張ってるし、自分で買えると思うんだ。」
家族は驚きつつも、ロキ兄さんの成長を感じました。
しかし、車の購入は大きな決断。家族で話し合うことになりました。
前回のお話!

クルマは“負債”?それとも“体験への投資”?
クルマの平均購入価格は以下の通りです
新車:約298万円
中古車:約156万円
車を持つと、購入費用だけでなく、毎月の維持費もかかります。
平均的な維持費は以下の通りです。
軽自動車の月平均維持費:約10,700円
普通車の月平均維持費:約13,900円
ですが車の購入は投資と考えることもできます。
・時間の節約:移動時間を短縮できる。
・行動範囲の拡大:行ける場所が増える。
・経験の増加:ドライブや旅行など、新しい体験ができる。
それ、投資と比べてみたら?
たとえばトヨタやホンダといった日本の代表的な自動車メーカーは、安定した配当を出し続けており、株主として保有していれば、毎年2〜3%程度の配当が期待できます。
100万円を株式に変えれば、年間2万円以上の“お金が働いてくれる収入”が得られるというわけです。
さらに、株価が成長すれば資産価値も上がる。
実際にトヨタ自動車の株価はここ5年で大きく上昇しており、配当と値上がり益を合わせた“トータルリターン”は車の減価償却とは対照的ですね。
トヨタ株 ざっくりシミュレーション(2025年6月現在)
株価:3,800円前後
配当利回り:約3.5%
10年保有:配当だけで約32万円、株価が伸びれば+αのリターンも
もちろん、“今”便利なのはクルマです。
ですが、“未来”に向けた選択肢を増やすのは、もしかしたら“株式投資”という選択かもしれないですね。
このような家族会議を経て、ロキ兄さんはしばらく車の購入を見送ることに決めました。
その代わりに、必要な時は家族の車かレンタカーを使う。
そして、残った予算で少しずつ投資について学び、自動車株を買ってみることにしたのです。
まとめ|クルマと株、どちらも“未来への投資”
ロキの車購入について、家族で話し合った結果:
・購入費用と維持費をしっかり計算すること。
・カーシェアリングやレンタカーの利用も検討すること。
・将来のライフプランを考慮すること。
タイミングが重なるとどうするか困る…
次回、投資と実用のはざまで——?
Vol.4「家電の買い替えとNISAどっちが大事?」
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