本日も注目銘柄をゆる~く語っていきます。
注目銘柄!DeNA(2432)
概要
日本のインターネット業界において、DeNA(株式会社ディー・エヌ・エー)はその存在感を際立たせています。
SNSの運営から電子商取引サービスまで、幅広い領域で革新的な取り組みを展開しています。
今回は、DeNAの歴史と事業内容、決算情報やチャート分析をご紹介します。
DeNAの歴史
1999年、東京都世田谷区に有限会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が設立されました。この会社の設立者は南場智子氏で、当初の目的はインターネット上でのオークションサイトを企画・運営することでした。
同年にはオークションサイト「ビッダーズ」のサービスがスタートし、DeNAはインターネット業界に足跡を残すこととなりました。
2001年にリサイクル総合情報サイト「おいくら」のサービスが開始され、DeNAは新たな分野に進出しました。2004年、株式会社インデックスとの提携により、携帯電話専用オークションサイト「モバオク」のサービスがスタートしました。
また、アフィリエイトネットワーク「ポケットアフィリエイト」のサービスも開始され、DeNAは多様なサービスを提供する企業へと成長しました。
2010年にDeNAは「モバゲーオープンプラットフォーム」をスタートさせ、これはスマートフォン向けゲームのプラットフォームで、他の開発者がゲームを提供できるエコシステムを提供しました。
2016年には、横浜DeNAベイスターズの株式を取得し、プロ野球チームを傘下に持つこととなりました。
2021年には、Jリーグに所属するSC相模原の株式19%の取得が承認され、スポーツ事業における参入を拡大しました。
DeNAはこれらの活動を通じて、ゲーム、モバイルアプリ、モバイルコマース、スポーツなど幅広い分野で事業を展開し、多様なサービスを提供してきました。
引用:https://dena.com/jp/company/history.html
事業内容
DeNAの事業は多岐にわたり、以下の分野に展開しています
ゲーム:
DeNAは自社でゲームを開発・運営し、他社との協業タイトルも提供しています。スマートフォン向けのゲームを中心に多様なジャンルを提供しています。
Mobage:
Mobageは、ゲームやアバター、コミュニティ機能などが統合されたエンターテインメントプラットフォームで、スマートフォンで楽しむことができます。また、Yahoo! MobageはPC上で多彩なゲームを提供しています。
ライブストリーミング:
DeNAはライブ配信アプリを提供しており、Pococha、IRIAM、SHOWROOMなどのプラットフォームを通じて、ライバーと視聴者が双方向コミュニケーションを楽しむことができます。
ヘルスケア・メディカル:
DeNAはヘルスケア分野にも進出し、シックケアからヘルスケアへの転換を実現し、健康寿命の延伸を目指すサービスを提供しています。MYCODEという遺伝子検査サービスも展開しています。
スポーツ:
DeNA SPORTS GROUPは、横浜DeNAベイスターズ(プロ野球球団)、川崎ブレイブサンダース(バスケットボールクラブ)、SC相模原(サッカークラブ)、DeNAアスレティックスエリート(陸上・ランニングサポート)など、スポーツ分野においても多くの活動を展開しています。
DeNAはこれらの事業を通じて、幅広い分野で多様なサービスを提供し、ユーザーに価値を提供しています。
引用:https://dena.com/jp/services/
最新の決算
DeNAは8月9日に第1四半期決算を発表しました。
『今期は既存のゲームタイトルに主に依存して業績が推移しているようですが、来期には新しいタイトルラインナップが豊富になる見込みです。これにより、収益の多様化と成長が期待されています。
国内のPocochaは長期的なトレンドに変化がなく、安定した成長を続けているようです。また、他の非連続な成長に向けた挑戦も進行中です。これは、DeNAがライブストリーミング事業の多角的な展開を試みていることを示唆しています。
スポーツ事業は昨季と比較して着実に回復しているとのことです。この回復は、横浜DeNAベイスターズなどのスポーツチームへの投資や努力によるものかもしれません。スポーツ事業の安定した成長が期待されています。』
売上高:361億円 (+4.0%)
営業利益:17億円 (-56.2%)
経常利益:59億円(-44.2%)
純利益:46億円 (-35.1%)
また、今後の見通しについては、開示が見合わせとなっています。
引用:https://dena.com/jp/ir/library/brief.html
チャート分析
MARKET SPEED
週足10年チャートを確認すると、下は1,040円から上は3,950円の範囲で推移しています。
2020年から今年の5月まで長い横ばいトレンドで小刻みに上下を繰り返していました。
5月から現在まで大きく下落しており下落トレンドとなりそうです。
テクニカル指標で見るとRSIはかなり低め、ボリンジャーバンドはやや安めを示しています。
ストキャスは低い値でデッドクロスを形成しそう。
パラボリックも5月から下落トレンドを示しています。
一目均衡表の雲がかなり上にあるので、株価上昇の抵抗になりそう。