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NTN(6472):日本の誇るベアリング業界のリーダー【ロキ兄/注目銘柄】

ロキ兄
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こんばんは、ロキ兄さんです。

本日も注目銘柄をゆる~く語っていきます。

注目銘柄!NTN(6472)

概要

NTN株式会社は、大阪市に本社を置く日本のベアリングメーカーです。

日本精工、ジェイテクトとともに、日本のベアリング大手3社の一角を成し、三水会とみどり会の会員企業であり三和グループに属しています

今回は、NTNの歴史と事業内容、決算情報やチャート分析をご紹介します。

ロキ兄
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NTNの名前は、技術の西園二郎(N)と資本の丹羽昇(N)そして販売した巴商会(T)の頭文字からきているよ

NTNの歴史

1918年、三重県にある西園鉄工所で、軸受の研究が始まりました。その後、1923年には大阪市の巴商会と西園鉄工所が提携し、NTN商標で軸受の製造販売がスタートしました。

1937年には、会社名を東洋ベアリング製造株式会社に変更し、更なる発展を遂げました。

ロキ兄
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ベアリングとは、『軸受(じくうけ)』とも呼ばれる部品で、高速で回転する軸の摩擦熱を低減させる役割があるよ

1939年には、三重県桑名市に桑名工場(現在の桑名製作所)を新設し、昭和ベアリング製造株式会社を合併しました。

1954年には、機械工業界で初めて品質管理に関するデミング賞を受賞し、品質への取り組みを証明しました。

その後、国際的な展開も進み、1960年には静岡県磐田市に磐田製作所を設立。さらに、西林精工株式会社と金剛ベアリング株式会社を傘下に入れ、国内外での事業を拡大していきました。

1968年には、カナダのMississaugaに販売会社であるNTN Bearing Corp. of Canada Ltd.が設立され、カナダ市場への展開がスタートしました。

その後、1970年代に入り、米国、カナダ、ドイツなどに複数の販売会社や製造会社が設立され、グローバルな存在感を高めていきました。また、日本国内でも岡山、長野、袋井などに新たな製作所が設立され、生産拠点が拡大されました。

2000年代には、日本国内での合併や再編も行い、グローバルな規模と技術力を維持しました。

2011年以降も、インドネシア、中国、インド、台湾、フランス、メキシコ、タイなど、世界中で新たな販売会社や製造合弁会社が設立され、NTNはグローバルな展開を続けました。

NTNはその歴史を通じて、世界中で事業を拡大し、技術とイノベーションに注力してきた企業です。

引用:https://www.ntn.co.jp/japan/corporate/history/history.html

事業内容

NTNグループは、エコ商品である軸受(ベアリング)を中心に、以下の主要な事業を展開しています。

自動車市場向け:

自動車の駆動領域に特化し、省燃費化やCO2排出量の削減に貢献しています。主力商品はハブベアリング(世界シェアNo.1)、ドライブシャフト(世界シェアNo.2)などで、これらを含む高機能なモジュール商品を提供し、未来のクルマづくりに貢献しています。

産業機械市場向け:

建設機械、農業機械、風力発電装置、ロボット、航空機、鉄道車両、工作機械、電子機器などの産業機械に向けて、大小さまざまな軸受を提供しています。また、軸受の異常検知や製造現場の自動化・省人化に貢献する商品・サービスも提供し、産業の環境負荷低減と持続可能な社会づくりを支援しています。

補修市場向け:

一般機械の補修用軸受や自動車補修部品、軸受の取付けや取外しをサポートするメンテナンスツール、軸受の異常検知デバイスなどを販売代理店を通じて提供しています。幅広い技術サービスも提供し、設備の生産性向上と安定稼働を支援しています。

NTNグループは、これらの事業を通じて、エネルギー消費を抑えるエコ商品を提供し、持続可能な社会の実現に貢献しています。

引用:https://www.ntn.co.jp/japan/corporate/business/index.html#anchor02

最新の決算

NTNは8月2日に第1四半期決算を発表しました。

売上高が前年同期比で増加し、堅調な業績を示しています。営業利益も前年同期比で増加し、収益性の向上が見られます。

アフターマーケット部門は売上高および営業利益ともに堅調な業績を示しました。産業機械部門は農機、建機、風力発電向けを中心に減収となり、前年同期比で減収減益となりました。自動車部門は米州中心に半導体不足の緩和等により、前年同期比で増収増益となりました。』

売上高:2,007億円 (+16.3%)

営業利益:14億円 (黒字転換)

経常利益:19億円(黒字転換)

純利益:16億円 (黒字転換)

 

また、今後の見通しについては、以下の通りとなっています。

売上高が約+6.6%、営業利益が約+75.0%、経常利益が約+90.9%、純利益が約+6.1%を見込んでいます。

昨年は欧米の自動車市場むけの原材料高騰でマイナスでしたが、今年はしっかりと黒字転換しているね

引用:https://www.ntn.co.jp/japan/investors/fin.html

チャート分析

MARKET SPEED

週足10年チャートを確認すると、下は160円から上は820円の範囲で推移しています。

2017年から2020年まで、長く続く下落トレンドで株価が約4分の1にまで下落。

2022年から現在まで横ばいトレンドが続いており、250円近く~350円近くを行ったりきたりしています。

 

テクニカル指標で見るとRSIはやや安め、ボリンジャーバンドもやや安値を示しています。

ストキャスは少し前にデッドクロスを形成。

パラボリックは8月から下落トレンドを示しています。

一目均衡表の雲がすぐ上にあり、かなりの抵抗になっています。330円を超えないと跳ね返されて下落する可能性が高そうです。

ロキ兄
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業績が良くなったけど、テクニカル的にはもう少し下がるかも
ロキ兄
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※投資は自己責任でお願いします。

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