新しくなったNISA、ちゃんと使えていますか?
こんにちは!『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ!
2024年から始まった「新しいNISA制度」。
名前は知っていても、
「つみたて投資枠と成長投資枠って、何が違うの?」
「どう組み合わせて使えばいいの?」
そんなふうに感じている方もいらっしゃるかもですね。
今回は、新制度の仕組みをわかりやすく整理しながら、ご家庭で使いやすいNISAの活用法をご紹介していきます!
前回のお話!

そもそもNISAってなに?
「NISAって、よく聞くけど実はよく知らない…」
そんな声もよく耳にします。ここで一度、NISAの基本をおさらいしておきましょう。
NISA(ニーサ)は、少額からの投資を応援するための“非課税制度”です。
通常、株式や投資信託で利益が出ると、約20%の税金がかかりますが、
NISA口座を使えば、その利益に税金がかからなくなります。
つまり、「もうけに税金がかからない、お得な口座」というわけですね。
基本的に、18歳以上の日本国内に住む方なら誰でも使えます。
専業主婦(夫)の方でも、学生さんでもOKです。
「投資ってハードルが高そう」と思っていた方にとっても、
このNISAは最初の一歩として使いやすい仕組みなんです。
※
- 日本国内に住んでいる18歳以上*の方ならどなたでも開設できます。
*利用する年の1月1日時点で18歳以上の成人の方が対象
- 口座は1人につき1口座のみ開設可能です。
- 金融機関の変更は、年単位で可能です。
2024年からのNISA、ここが変わりました
これまでの「つみたてNISA」や「一般NISA」は、一定期間ごとに制度が終わる「非課税期間つきの制度」でした。
2024年からは、ひとつのNISA口座の中に「2つの投資枠」ができて、生涯にわたって非課税で投資ができるようになりました。
引用:金融庁HP
新NISAの大きなポイント
非課税期間が無期限に
年間の投資上限額が大幅アップ
「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の併用が可能
生涯の非課税枠は最大1800万円(うち成長投資枠は1200万円まで)

多くのご家庭にとって、まず活用しやすいのはつみたて投資枠です。
家計から無理のない範囲で毎月自動的に積み立てるスタイルは、時間のない方にも向いています。
すでに投資経験がある方や、手元にまとまった資金がある場合には、成長投資枠で株式やETFにチャレンジするという使い方も選べます。
たとえば…
ご夫婦で協力して、「夫はつみたて中心」「妻は成長投資枠でETF」など分担する
教育資金はつみたて枠で、老後資金は成長投資枠で準備する
といった組み合わせも考えられます。
新NISAは、時間を味方につけて「じっくり育てる」制度です。
将来の教育資金や老後の生活、あるいは「なんとなく不安だから、少しずつでも備えたい」――
そんな思いをカタチにするための、身近なスタートラインとして活用できます。
まずは、ご家庭で使えそうな額から「つみたて投資枠」を始めてみるのも一つの方法です。
次回は、老後資金づくりのもうひとつの選択肢、「iDeCo」についてご紹介します。
メリットと注意点、そして「NISAとどう使い分ける?」というテーマにも触れていきます!
つづく!次回のお話
