株、投資信託、ETF…いったいどれを選ぶ?
こんにちは!『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ!
投資を始めてみたけれど、「このままでいいのかな?」「もっと自分に合った商品はあるのかな?」と感じ始めた方もいらっしゃるかもしれませんね。
前回のお話!

今回は、よく名前を聞く3つの選択肢――株式、投資信託、ETFの特徴をくらべながら、ご家庭やライフスタイルに合わせた選び方を考えてみたいと思います。
いっしょに見ていきましょう!
株、投資信託、ETFってどう違うの?
株式(個別株)
企業の株を直接購入する投資方法です。たとえば「トヨタ」や「ユニクロ(ファーストリテイリング)」など、知っている会社の株を買うイメージです。
主なメリット:企業の成長が利益に直結する/配当や株主優待がある
主な注意点:企業ごとの値動きが大きく、損益の変動も大きくなりがち
投資信託
複数の銘柄に分散して投資をする仕組み(株のまとめ買いというイメージ!)で、資産運用のプロが代わりに運用してくれます。多くの方にとって最も身近な投資商品のひとつです。
主なメリット:少額から始められる/分散投資によりリスクが抑えられる
主な注意点:信託報酬(運用コスト)がかかる/運用内容を把握しにくいことも
ETF(上場投資信託)
投資信託の一種ですが、株式と同じように市場で売買できる点が大きな特徴です。たとえば「日経平均に連動するETF」などがあります。つまり、まとめ買いだけど株みたいに売ったり買ったりできる商品。
主なメリット:手数料が低め/取引時間中にいつでも売買できる
主な注意点:リアルタイムの価格変動がある/指値やタイミングの判断が必要

どれが合う?タイプ別おすすめ
ここからは、ライフスタイルや考え方に合わせて、どんな方にどの投資商品が向いているのかをご紹介します。
ご家庭での資産形成を考えている方に
→ 投資信託
毎月決まった額で積み立てることができ、教育費や老後資金など長期的な目標に向けた運用に適しています。
応援したい企業がある、自分で選びたい方に
→ 株式
「この会社が好き」「この商品を応援したい」といった思いがある方には、企業の株式を保有することで経営にも関心がわきます。
合理的にインデックス投資をしたい方に
→ ETF
「全体の経済成長を取り入れたい」「低コストで運用したい」といった方には、インデックス型のETFが適しています。
どれが正解というものではありません。
大切なのは、自分やご家庭にとって、どんな目的で、どのくらいの期間、どの程度のリスクをとって投資したいかを考えることです。
まずは、「これなら続けられそうだな」という方法を一つ選んで、小さく始めてみるのがおすすめです。
次回は、2024年から新しくなった「新NISA」の制度について、解説していきます。「どの枠をどう使う?」そんな疑問を一緒に整理していきましょう。