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ベランダから始める!家庭菜園でできる節約術
こんにちは、『えすふぁみ☆家族で株投資』です。
最近はスーパーで野菜の値段がじわじわ上がっていますよね。天候不順や輸送コストの高騰もあり、「今日のレタスは高いなあ」「トマトを買うのをためらってしまう」なんて経験をされた方も多いのではないでしょうか。
そんなとき、家計の味方になるのが 自家栽培(家庭菜園) です。庭がなくても、マンションのベランダやキッチン横の小さなスペースで十分に楽しめ、さらに節約につながります。今日は家庭菜園を「節約の視点」から解説していきます。
コスパ重視ならこの野菜!
節約のために育てるなら、ポイントは「収穫量が多い」「繰り返し採れる」野菜を選ぶこと。
例えば――
ミニトマト:実が次々と成り、1株で1シーズンに数十個以上収穫可能。サラダやお弁当にも大活躍。
キュウリ・ピーマン:夏の定番。毎日のように収穫でき、買うよりも断然お得。
サヤエンドウ・ニラ:繰り返し収穫でき、彩りや薬味に便利。
じゃがいも・さつまいも:保存性が高く、主食の助けになる優れもの。
さらにおすすめなのが ハーブ系(バジル、シソ、ミントなど)。これらは少量でも料理を格上げし、買うと意外に高いのでコスパは抜群。生命力が強いので育てやすく、初心者にもぴったりです。
節約ポイントとコツ
ただ苗を買って育てるだけでは節約効果は限定的。賢くコストを抑える工夫を取り入れると、効果はぐっと高まります。
① リボベジ(再生栽培)
スーパーで買った豆苗やネギの根っこ、大根のヘタ、人参の葉を水につければ「再生」します。豆苗なら2回は楽しめ、コストほぼゼロ。キッチンで手軽にできるのが魅力です。
② 自家採種・挿し木
固定種の野菜は、自分で種を保存して翌年も使えます。バジルやミントは挿し木で増やせるので、苗を追加購入する必要がありません。
③ 資材は100均+再利用
プランターは買わなくても、アイスの2L容器や米袋、バケツが代用可能。土やスコップも100円ショップで十分です。
④ 自家製堆肥
落ち葉や生ごみをコンポストに入れて堆肥化すれば、肥料代がゼロに。エコと節約を同時に実現できます。
⑤ 苗は「見切り品」を狙う
春や初夏にはホームセンターで安売りされる苗が出回ります。状態を見極めれば、通常の半額以下で手に入ることも。
初心者におすすめの実践例
「家庭菜園なんて難しそう…」という方でも安心。まずはシンプルなセットから始めてみましょう。
2Lアイス容器や12Lたらいに土を入れて、レタスや小松菜を植える。
100均プランターでミニトマト1株を育てる。
1~2週間ごとに「一食分のレタス」「5粒のミニトマト」を収穫できれば、毎日のサラダ代が浮きます。
実際に、ベランダの小さなスペースだけで「お弁当の一品+夕食の副菜」をまかなうことは十分可能です。買い物回数が減るのも節約につながります。
注意点と失敗しないコツ
せっかく節約のために始めても、続けられなければ意味がありません。初心者の方は次の点に注意しましょう。
最初から大規模にしない:まずは1~2種類から。成功体験を積むと長続きします。
土の消毒や害虫対策も大切:ベランダでもアブラムシなどは来ます。初めは市販の無農薬スプレーで十分。
「元が取れる」規模で始める:プランターや苗を買いすぎると逆に赤字になるので要注意。
家計と心を潤す家庭菜園
家庭菜園は「節約」だけでなく、育てる楽しみ や 安心感 も得られるのが魅力です。子どもと一緒に育てれば「食育」にもなり、自分で収穫した野菜は格別においしく感じられます。
スーパーで買えば数百円する野菜も、家で育てれば何度も食卓に並べられる。しかも「今日はこの野菜があるから、こんな献立にしよう」と献立の幅も広がります。
家庭菜園は、忙しい現代の暮らしにおける 最強の生活プチハック。小さなベランダから始めて、楽しく・お得に続けてみてはいかがでしょうか。