日銀の政策金利、31年ぶりの高さになるかもしれない理由

9月17〜18日に開かれる日銀の金融政策決定会合で、政策金利が現在の1.00%から1.25%に引き上げられるとの見方が強まっている。日銀の金融政策を分析する「日銀ウォッチャー」を対象にしたアンケートでは、回答者全員が1.25%への利上げを予想しているという。リコが「そもそも政策金利って何なのか、いまいち分かってない」と切り出した。

リコ
リコ
日銀が政策金利を上げるかもしれないってニュース、よく見るんだけど、そもそも政策金利って何なの?
母
政策金利は、日銀が銀行同士でお金を貸し借りするときの金利の目安として設定している数字なの。この数字が上がると、銀行の住宅ローン金利や預金金利など、私たちの暮らしに関わる金利にも波及していくのよ。

なぜ今、利上げが予想されているの?

今回の利上げは、原油高や円安に起因する物価の上振れリスクを抑えることが狙いとされている。前回の利上げは6月の会合だったため、実施されれば3カ月ぶりの追加利上げとなり、2024年3月以降の利上げ局面の中でも最短の間隔になるという。

父
これまで何度も話してきた原油高や円安が、ここでも物価上昇の要因としてつながってくるんだな。日銀としても、物価がこれ以上上振れするのを防ぎたいという意図があるんだろう。

1.25%という数字の重み

ロキ兄
ロキ兄
仮に1.25%まで引き上げられれば、1995年以来31年ぶりの高さになるんだ。長らく低金利が当たり前だった日本にとって、これは大きな節目と言える水準だよ。

家計にはどう影響するの?

リコ
リコ
政策金利が上がると、私たちの生活には具体的にどう関わってくるの?
母
代表的なのは住宅ローンの変動金利ね。政策金利の上昇は、変動金利型の住宅ローン金利にも影響しやすいの。すでにローンを組んでいる人は、返済額が増える可能性を意識しておく必要があるわ。
父
一方で、預金金利にも波及しやすい。長く続いた超低金利時代と比べれば、銀行にお金を預けているだけでも、以前より利息を受け取りやすくなる面もあるな。

投資への影響も忘れずに

ロキ兄
ロキ兄
これまで学んできた通り、金利が上がると株式、特にグロース株には逆風になりやすい。日銀の利上げは為替にも影響するから、円相場の動きにもあわせて注目しておきたいね。

まだ「予想」の段階、正式決定は会合後

母
大事なのは、これはあくまで市場や専門家の「予想」で、正式な決定は9月17〜18日の会合を経てから発表されるということ。予想通りになるとは限らないから、結果が出たらまたこの話題を振り返りましょう。

今日のまとめ

日銀は9月17〜18日の会合で、政策金利を現在の1.00%から1.25%へ引き上げるとの見方が市場で強まっている。実現すれば1995年以来31年ぶりの高さとなり、原油高や円安による物価の上振れリスクを抑える狙いがあるとされる。住宅ローンや預金金利、株式市場への影響まで幅広く関わってくるテーマなので、会合の結果が出た際にはあらためて家族で確認したい。

ロキ兄
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。

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