目次
1. 新NISAは“老後不安を減らす強い味方”
こんにちは、『えすふぁみ☆家族で株投資』です。
水曜日は「お金の疑問」を家族みんなで考える日。
2. 新NISAでできること
① 利益・配当がまるごと非課税
年間最大360万円、生涯1800万円の投資枠。
運用して得た利益・配当が“全額非課税”という、世界的にも珍しい制度です。
例えば──
毎月7.5万円を20年、年5%で運用した場合
元本:1800万円
最終:3000万円超
年金+新NISAで老後の月々の生活費を厚くできるケースも現実的です。
② インフレに強い資産を持てる
物価が上がると現金の価値は下がります。
しかし、
企業の売上
利益
配当
はインフレとともに伸びやすいため、株式や投資信託はインフレに比較的強い資産。
③ 老後の“資産寿命”を延ばす
60代以降、取り崩しながら少し運用しておくと、
「完全に預金で置いておく場合」と比べて、資産が尽きるまでの年数を数年延ばせます。
3. 新NISAで“できないこと”
① 元本保証ではない
当然ですが、
値下がりリスクは普通にあります。
だから──
生活防衛資金
急な出費に備えるお金
まで全部NISAに入れるのはNG。
② 老後に必要な金額は変えてくれない
インフレ
医療費・介護費の増加
長生きリスク
これらの“支出の想定”は新NISAでは解決できません。
③ 年金や収入不足は埋めきれない
そもそも新NISAは**「投資できるお金」がある人の制度**。
収入が少ない
┗ 積立額を確保できない
┗ 枠があっても埋められない
というケースは普通にあります。
4. インフレ・収入との関係をシンプルに整理すると
●インフレが続くと
現金だけ:買える量が減り続ける
新NISA(株式・投信):企業成長とインフレに連動しやすい
●収入・生活費とのバランス
大事なのはこの4つ👇
収入(どれだけ積立できる?)
支出(ムダはどこ?)
年金(いくらもらえる?)
新NISA(いくら育てられる?)
5. 今日からできる3つのステップ
✔① 生活防衛資金を“別財布”に
→ まずは生活費3〜6か月分を現金で確保。
→ それ以外のお金を新NISAに回す。
✔② 毎月の積立額を決める
例)
1万円
3万円
5万円
「無理なく続けられる額」にすることが最重要。
✔③ 老後の“ざっくり必要額”を見る
例)
生活費:月25万円
年金:月17万円
→ 足りない分:月8万円
→ 新NISA+働き方+節約で埋める
まとめ
新NISAは“老後不安をかなり減らす強い味方”
でも「これだけで安心!」という万能制度ではない
元本保証はない、必要額も収入も代わりに決めてくれない
老後の安心は「収入・支出・年金・新NISA」の4セットで考える
今日からできるのは①防衛資金 ②積立額決定 ③必要額の把握

















