教育費が家計を圧迫!
こんにちは!『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ!
【依頼ファイル No.004】
【依頼人】オオタさん(子ども2人:中3・小6)
【世帯年収】夫婦合計で約700万円
【住居】持ち家(ローン月11万円)
【悩み】「中学・高校と受験続きで、教育費が家計の半分を占めています。正直、将来に不安を感じています……」
そんな声を交わしつつ、えすふぁみ家計探偵団、今回も調査開始!
前回のお話!

【分析】“教育費”が家計の中心に
オオタ家の教育費内訳(ざっくり):
中3(受験生):塾(月5万円)+模試・教材・交通費=月7万円以上
小6(中学受験予定):塾(月4万円)+教材等=月6万円前後
→ 教育費合計:月13万円前後/年間150万円超
さらに……
習い事(英語・ピアノなど):月2〜3万円
学校外イベント(合宿・講習・教材など):年単位で10万超
高校・大学進学費用(今後に備える必要あり)
家計のうち約1/3以上が“教育費”で占められている状態。
実質的には“住宅費より重い固定費”となっており、家計の弾力性を奪っています。
教育費は「未来の可能性のための出費」。
しかし、下記のような“圧迫リスク”が同時に存在している。
● 1:成果が“見えにくい”中で継続する難しさ
塾や習い事に月何万円もかけていても、「本当に効果あるのかな?」という不安が残る。
子どもが「楽しい」と感じていない場合、親のプレッシャーだけが先行しやすい。
● 2:家族全体の生活に影響が出る
教育費に予算を割きすぎて、娯楽費・外食・旅行がカット、親の医療・保険・老後対策が後回し、貯蓄や投資がストップ
→ 「子どものためにしているのに、家族の幸福度が下がる」という“本末転倒”のリスクも。
● 3:兄弟格差が生まれやすい
上の子に受験・塾・私立進学などでお金がかかると、下の子に「同じことをさせてあげられない」状況が発生。
結果、家庭内に“教育の不公平感”が残ることも。
【えすふぁみ家の提案】
✅ 1:教育費を“見える化”してみよう
「月にいくら、年間でどれくらい?」を出すだけでも、見え方が変わる。
→ 実際の学習成果/子どもの意欲と照らして、“かけている理由”の言語化がカギ。
✅ 2:目的と時期で“かけ方”を変える
「今しかできない経験」にはしっかり出す
「継続的な学習」は、必要な量と頻度に調整を
→ 年度ごとに“整理と見直し”を行うのがおすすめ。
✅ 3:兄弟の“平等感”をつくる工夫を
お金の額ではなく、“その子に必要な応援”という考え方を家族で共有。
→「お兄ちゃんのときは〜だったよね」への説明ができると安心感アップ。
✅ 4:教育費と“親の備え”をバランスよく
子どもの進学と並行して、親の健康・老後・保険・貯蓄も見直すタイミング。
→ 家族会議で「子の教育と親の安心、どう両立する?」をテーマにするのも◎。
まとめ:「子どもの未来」も、「家族の今」も守るために
教育費は、確かに未来への投資。
でもそれが家計の軸を揺るがしていたら、一度“立て直す勇気”も必要です。
かける理由を整理し、
生活全体のバランスを保ち、
家族みんなが“納得している”状態を目指す
これが、えすふぁみ流「教育費との上手なつき合い方」。
次回・依頼ファイルNo.005:収入が不安定なフリーランス家庭の工夫
“波のある収入”でどうやって家計を安定させる?探偵団、出動!
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