本日も注目銘柄をゆる~く語っていきます。
注目銘柄!日立製作所(6501)
概要
日立製作所、通称日立やHITACHI、日製(にっせい)としても知られる、日本の電機メーカーです。
日立は世界有数の総合電機メーカーであり、日本の経済と産業において中核的な存在として長い歴史を刻んできました。
今回は、日立製作所の歴史と事業内容、決算情報やチャート分析をご紹介します。
日立製作所の歴史
1908年、茨城県多賀郡日立村大雄院に鉱山機械の修理工場を建設。この工場が日立の創業の地となりました。
1910年、日立製作所が正式に創業。この時、国産第1号の5馬力誘導電動機を3台製作しました。
1912年には、日本初の鉄筋コンクリート造の水力発電所である石岡発電所が竣工しました。
1927年、エレベーター製造に着手し、この分野での成功を収めました。同時に、電気冷蔵庫の開発に成功し、家庭用冷蔵庫の普及に寄与しました。
1954年には、国産初の大型ストリップミルを完成させ、鉄鋼業界において重要な役割を果たしました。
1977年には、新型転換炉原型炉「ふげん」の竣工を記録し、エネルギー分野における技術の進化を示しました。続く1979年には、大型汎用コンピュータ「HITAC M-200H」の開発に成功し、情報技術分野での競争力を高めました。
1996年には、JR東日本と共同で次世代型列車運行管理システムATOSを開発し、鉄道業界に技術的な革新をもたらしました。続く1997年には、DVD-RAM(記憶容量4.7ギガバイト)の基本技術開発に成功し、デジタルメディア分野においても競争力を高めました。
2005年には、愛知万博に出展し、国際的な舞台で日立グループの技術と製品を披露しました。その後も様々な企業の買収などを行い、事業領域を広げていきました。
引用:https://www.hitachi.co.jp/about/corporate/history/
事業内容
日立製作所は、幅広い製品とサービスを提供する電機メーカーとして活動しています。主要な事業領域および戦略について以下のようにまとめられます:
デジタルシステム&サービス:
日立は高信頼なシステム構築と運用能力を持ち、金融、公共、電力、交通などのミッションクリティカルな領域でデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するためのノウハウやソリューションを提供しています。お客様と共に課題の理解からアジャイルな解決方法の創出、システム実装、OT分野のプロダクトとの連携、クラウド環境でのセキュアなサービス運用・保守など、DXに関連する全てのフェーズで価値を創出しています。
グリーンエナジー&モビリティ:
日立は気候変動やエネルギー転換、電動化に関連するニーズに応えるために、既存の製品とソリューションを拡大し、新たな事業の創出にも取り組んでいます。日立の強みは、既存のインストールベースを活用して、Lumadaデジタル技術を基盤にしたサービス事業を提供する能力です。日立は脱炭素社会の実現に向け、エネルギー転換、電動化、省エネなどの成長の柱であるグリーン価値創出に貢献しています。
コネクティブインダストリーズ:
日立は複雑な社会課題に対応するため、分野を越えた競争力の高いプロダクトをデジタルでつなぎ、トータルな課題解決を実現しています。日立はお客様との価値協創サイクルをデータ駆動で回し、Lumadaをベースにフロント・エンジニアリングカを強化し、トータルシームレスソリューションの進化・拡大、コネクテッドプロダクトの拡大・機能強化によるリカーリングビジネスの強化を通じて、お客様と協創し、サステナブルなバリュークリエイターを目指しています。また、北米を注力領域として事業を拡大し、グリーン価値向上に取り組んでいます。
日立はこれらの戦略に基づいて、お客様と協力し、社会のDXを実現し、サステナブルな社会を築くために活動しています。
引用:https://www.hitachi.co.jp/recruit/newgraduate/company/businessfield.html
最新の決算
引用:https://www.hitachi.co.jp/IR/library/fr/index.html
チャート分析
MARKET SPEED
最新の日足3ヶ月チャートを確認しましょう。この3ヶ月で見ると9月6日に10,170円をつけた後下落。
今回の上昇で10,170円を上回らないと横ばいまたは下落トレンドとなります。
今期の決算は良く、受注残も残っているため業績的には大丈夫そうです。