こんにちは、『えすふぁみ☆家族で株投資』です。
土曜日は“子どもとお金”について、親子で一緒に学べるテーマをお届けしています。
さて今日は、多くの家庭で突然やってくる——
「ねぇ、うちのおこづかいって少ないの!?」問題。
2025年のおこづかい調査をきっかけに、えすふぁみ家でも“大騒動”が巻き起こりました。
目次
1. 小3リコちゃん、平均額を知ってしまう
ある日、学校の総合学習で「お金の使い方」をテーマにした授業が行われました。
そこで先生が紹介したのが 2025年の全国おこづかい平均額。
小学生(3〜6年)月800〜1,500円
中学生 月約2,800円
それを聞いたリコちゃんは、帰宅するなり——
リコちゃんは腕を組んで真剣な顔。
どうやら「友だちの家では1,000円以上の子もいる」とのこと。
2. わが家のおこづかい、どう決めてたんだっけ?
リコちゃんの目がキラキラ。
こうして、わが家の おこづかい攻防戦 が幕を開けました。
3. 平均と比較する時に大事な“3つの視点”
おこづかいは「他の家と比較して多い・少ない」だけでは判断できません。
家庭ごとに ルール・目的・金額の意味 がまったく違うためです。
① 金額よりも「どう使うか」が大事
大人でも月収が同じでも使い方で満足度が違うように、子どもも個性次第。
② 家庭の方針によって違って当然
“必要な物は親が買う家庭”ならおこづかいは少額で良い
“自分の欲しいものは自分で買う家庭”なら多めにすることもある
習い事や支出状況によっても変わる
③ おこづかいは「練習する場」
・ほしい → 我慢
・足りない → 計画
・使いすぎ → 振り返り
こうした経験こそ“金額以上の価値”になります。
4. そしてついに…リコちゃんの“増額プレゼン”が始まる
リコちゃんは自室にこもり、何やら準備を始めました。
翌日——
手には大きな紙とおこづかい帳。
平均額と比較
最近の物価上昇の説明
自分の支出額分析
節約の努力ポイント
増額した場合の使い道と計画
確かに聞いてみると、
リコちゃんが毎月800円の中でやりくりし、
「もう少し計画性を持って買い物したい」と本気で考えているのが伝わってきました。
5. わが家が出した結論は…
最終的に家族会議で決まったのは——
✔ 月800円 → 1,000円へアップ
✔ その代わり「月1回の家計ミーティング」参加を条件に
6. まとめ|“多い・少ない”より大事なのは、親子で話し合うこと
今回の件で改めて感じたのは、
おこづかいは“金額そのもの”より“親子の対話”のほうが価値があるということ。
平均額を知る → 社会を学ぶきっかけ
不満を感じる → 交渉力や説明力の練習
金額を決める → 家庭の方針が明確になる

















