買い物の“値段”はどう決まる?
こんにちは!『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ!
リコちゃんは、お母さんと一緒にスーパーで買い物に行った帰り道。
「今日のたまご、安かったね!」とウキウキしながら袋を下げていると、ふと疑問が――。
この前は200円だったのに、今日は150円だったよ?」
そもそも、商品価格はどうやって決まるの?
【1. 原価(げんか)=商品を作る・仕入れるコスト】
たまごなら:鶏のエサ代・水道光熱費・働く人のお給料・農場の維持費、運送費などがぜんぶ“原価”に入る。
スーパーの場合、農場やメーカーから買い取る“仕入れ値”がベースになる。
【2. 利益(りえき)=お店のもうけ】
スーパーやコンビニは「原価+利益=販売価格」で商品を売る。
お店の家賃・光熱費・店員さんの給料など“経費”もここからまかなう。
【3. 税金(ぜいきん)=消費税など】
日本では基本的に「販売価格+消費税(8%or10%)」がレジでの支払い金額になる。
コラム:たとえば100円のパンの場合
原価:60円(小麦・バター・工場の人件費・配送費など)
利益・経費:30円(お店のもうけ・運営費)
消費税:10円(10%の場合)
→この合計が“110円”でレジに並ぶ。
(実際はもっと複雑だけど、ざっくりこのイメージ!)
“特売”や“値引き”のカラクリ
【1. 集客(しゅうきゃく)作戦】
たまごや牛乳、パンなど“よく買う定番商品”を安くして、
「今日スーパーに行こうかな」と思わせる。
こうした目玉商品でお客さんを呼び、ついで買いを狙う。
【2. 賞味期限との勝負】
生鮮品やお弁当、パンなどは“売れ残り”=廃棄になると大損失。
賞味期限が近い商品を値引きシールで“売り切る”のは、お店側のダメージを減らす作戦。
【3. 時間帯別・曜日別の値段設定】
午後遅くや閉店前に値引きが多いのは「なるべく無駄をなくす」ため。
曜日やイベント(火曜市、土日セールなど)で価格を変えて、来店数を調整している。
スーパー:大量仕入れ・大量販売でコストを抑えて“安さ”を売りにしている。
コンビニ:24時間営業、立地がいい、サービスが充実(ATM・宅配便など)→その分“人件費や光熱費が高い”から、値段も少し上乗せされている。
少量だけ買いたい・夜遅くに買いたいときの“利便性”が“値段”に反映されている。
消費税も忘れずに
食料品やテイクアウトは“軽減税率”で8%
イートインや酒類は10%
これも“社会全体でお金を集めて、みんなのために使う仕組み”なんだ」
値引きにだまされない!お得な買い物のコツ
「本当に必要なもの」「使い切れるもの」だけを意識して選ぶ
価格だけでなく“内容量”や“品質”にも目を向ける
ポイントやクーポンも上手に活用しつつ、“本当に得か?”を考えてみる
まとめ:買い物は“お金の授業”!
買い物の値段には、たくさんの人の働きや工夫、社会の仕組みが詰まっています。
「なんで安い?」「なぜ高い?」を考えながらレシートを眺めてみるだけでも、お金の見方がガラッと変わります。
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