「先物取引」、子どもにも体験させてみたい

目次
昨日の「先物取引」、子どもにも体験させてみたい
昨日は先物取引の仕組みを取り上げたばかり。リコが「『将来の値段を今から決める』って発想、子どもにも分かりやすい例えがありそう」と言い出し、週末は”予約注文ごっこ”をすることになった。
リコ
昨日の先物取引の話、「将来の値段を今から決める」っていう発想、なんだか予約注文に似てるなって思ったの。ゲームにできないかな?
母
いい着眼点ね。じゃあ今日は、お菓子屋さんごっこで”予約注文ごっこ”をしてみましょう。
ゲームのルール
父さんが「お菓子屋さん」役、それ以外の3人が「お客さん」役になる。今日、来月発売予定の新作お菓子を「1個100円」で予約注文できるというルールにする。来月、実際にお店に並ぶときの値段がいくらになるかは、まだ誰にも分からない。
父
よし、今日のうちに「1個100円」で予約を受け付けるぞ。来月、実際の値段が120円になっていても150円になっていても、予約した人は約束通り100円で買えるルールだ。
予約するかどうか、みんなで考える
リコ
来月、値段が上がりそうだと思ったら予約した方がお得だよね。でも下がりそうなら、予約しない方がいいのかな。
ロキ兄
まさにそれが先物取引の考え方なんだ。将来値上がりしそうだと予想する人は、今のうちに安い値段で「買う約束」をしておく。逆のケースを考える人は、今のうちに高い値段で「売る約束」をしておく、という具合だよ。
1カ月後、答え合わせをしてみる
母
今回は特別に、1カ月後の展開を先取りしてやってみましょう。実際のお菓子の値段が130円になったとするわね。
リコ
私、予約しておいたから100円で買える!予約しなかった人は130円払わないといけないんだよね。これは予約した方が得だった!
父
逆に、もし実際の値段が80円に下がっていたら、予約していた人は100円払う約束のままだから、逆に損をしてしまう。将来がどうなるか分からないからこそ、予約には得も損もある、というのがポイントだ。
お店側にとってのメリットも考えてみる
ロキ兄
お店側から見ても、予約分の売上をあらかじめ確保できるというメリットがある。実際の先物取引でも、企業がこうした形で将来の価格変動リスクに備えていることがあるんだよ。
今日のまとめ
「予約注文ごっこ」は、お菓子屋さんの予約を舞台に、将来の値段をあらかじめ約束する先物取引の考え方を体験できる金融教育遊び。予約した値段と実際の値段を比べることで、「得をすることもあれば、損をすることもある」という先物取引の本質を、子どもも実感を持って理解できる。難しく感じる仕組みも、身近な予約注文に置き換えると一気に親しみやすくなる。
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。















