お金と社会の“つながり”探検隊　⑥クレジットカードってどうして“分割”できるの？｜借金と信用のリアル

クレジットカードってどうして“分割”できるの？

こんにちは！『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ！

リコちゃんは、テレビCMを見ながらふと疑問を口にした。

リコ

「ねえお母さん、クレジットカードのCMで“分割払いOK！”ってよく見るけど、どうしてカードで何回も払えるの？お金がなくても大丈夫なの？」

母

「たしかに、カードだと“一度に払わなくていい”って便利そうよね。でも、ちゃんと仕組みを知っておかないと危ないこともあるのよ」

ロキ兄

「これは“お金と社会・暮らしのつながり探検隊”の出番だな！今日はクレジットカードの“分割”と“信用”について深掘りしてみよう！」

クレジットカードの“買い物の流れ”を知ろう

父

「そもそも、クレジットカードってどうやって買い物できるんだ？」

ロキ兄

「クレジット（credit）は“信用”って意味。
お店で買い物した時、“今すぐ現金を払う”のではなく、カード会社が“この人はあとでちゃんと払ってくれる”と信用して“立て替え”てくれる仕組みだよ」

カードを使って買い物→お店はカード会社から代金を受け取る

利用者は後日、まとめて銀行口座から“清算”する（これが“一括払い”）

母

「だから、使いすぎると“請求日”に困ることもあるから注意が必要なのよ」

分割払い・リボ払いのカラクリ

リコ

「“分割”って、何回かに分けて払うこと？リボ払いって何が違うの？」

【分割払い】
たとえば3万円の買い物を“3回払い”にすると、毎月1万円ずつ＋手数料（利息）を分割して払う

手数料（年率10〜15％前後）がかかることが多い

【リボ払い（リボルビング払い）】
毎月の支払い額を“定額”にできる

たくさん買い物しても、毎月1万円だけ支払う、など

使い続けると“元本（借金残高）”がなかなか減らず、手数料がふくらみやすい

ロキ兄

「つまり“分割払い”も“リボ払い”も、実質“カード会社からお金を借りている”のと同じなんだ」

なぜ“分割”や“リボ”ができるの？

父

「一度に払えない金額でも買い物できるのは便利だけど、なぜそんなことができるんだ？」

ロキ兄

「それは“信用”があるから。
カード会社は“この人はちゃんと返してくれる”という“信用情報”をもとに、立て替えや分割をOKしてるんだよ」

カード申し込み時に“審査”がある（年収・職業・過去の返済実績など）

利用状況は“信用情報機関”に記録される

滞納や未払いが続くと“信用”が下がり、将来ローンやカードが作れなくなることも

母

「信用を失うと、いざという時に困るのよね。とくに住宅ローンや自動車ローン、携帯の分割払いも“信用”が大事なの」

“借金”とのちがいは？

リコ

「カードで分割するのと、銀行からお金を借りるのはどう違うの？」

ロキ兄

「本質は“どちらも借金”だけど、カードは“何に使ったか分かる消費のための借金”、
銀行のローンは“目的型（住宅・自動車など）”や“フリーローン（自由な使い道）”もある。どちらも“利息”がかかる点は同じだよ」

カードの分割・リボは“金利”が高め（10〜18％など）

銀行のローンは審査が厳しい分、金利は低め（1〜5％台）

使いすぎ・払い忘れにご用心！

母

「カードは“後でまとめて払う”から、つい使いすぎたり、請求額を見てビックリすることも……」

ロキ兄

「特にリボ払いは“毎月の負担が軽く感じて”買い物が増えがち。残高や利息に気づかないまま、返済が長引いてしまうことも多いんだ」

リコ

「じゃあ、どう使えばいいの？」

クレカの“安全・お得な使い方”のコツ

基本は“一括払い”を選ぶ（手数料ゼロ！）

分割・リボは“どうしても必要な時だけ”にする

使った金額や利用明細を毎月チェック

“ボーナス払い”も無理のない範囲で活用

支払いが遅れると“信用情報”にキズがつくので要注意

ポイントやキャッシュバックも「使いすぎ防止」に活用

父

「カードは“道具”。上手に使えば便利でお得だけど、油断は禁物だな」

まとめ：“信用”と“借金”を正しく理解しよう

クレジットカードは“信用”のもとに成り立つ“後払い”の仕組み

分割やリボは“便利な借金”。手数料や利息がかかる

“信用情報”は将来のローンや大きな買い物にも影響する

一括払い中心に、計画的に使うのがベスト！

ロキ兄

「カードは“信用”のチケット。賢く使えば、お金の管理や暮らしがもっと楽しくなるよ！」

リコ

「これからは“分割”もリボも、仕組みを知った上で使い方を考えるね！」

ロキ兄

※投資は自己責任でお願いします。

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