「高配当＝安心」じゃない？投資初心者の落とし穴
こんにちは！『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ！
高配当株投資は「持っているだけでお金が入ってくる」「初心者向けで安心」と思われがち。
ですが、実は初心者ほどハマりやすい罠がいくつもあります。
初心者がやりがちな高配当株投資のNG行動5つ
❌ NG① 配当利回りだけで選んでしまう
「利回り5％超＝お得！」と飛びつくのは危険。極端に高利回りの株は、業績悪化や減配リスクを抱えている場合があります。
実際、某不動産株を「利回り6.5％！」で買ったものの、翌年に減配し、株価も急落ということも…。
❌ NG② 業種を偏らせる
「海運株ばかり」「銀行株ばかり」…これも要注意。
高配当株は特定業種に集中しがちですが、市況悪化で全滅リスクがあります。やはり分散投資が大事ですね。
❌ NG③ 配当月だけを意識して分散しない
「3月決算株ばかり」で、年に一度しか配当が入らない！
結局、配当金のありがたみを感じにくくなり、モチベーション低下になってしまいます…。
❌ NG④ 買いタイミングを全く気にしない
「今が高値づかみだった…」と後で後悔することも。
特に高配当株は急騰・急落しやすいので、平均買付単価を意識することが大切です。それでも一定層配当狙いが支えてくれるので、安値は拾いやすいかもしれません。
❌ NG⑤ 配当金を生活費に使い切る
「せっかくの不労所得だから」と使い切ると、資産形成の速度が鈍化します。
複利の効果は絶大なので、全部とは言わないでもコツコツと再投資も必要です。
それぞれの対策法｜初心者でも簡単にできる！
✅ 対策① 配当利回りは数字だけでなく企業の中身で選ぶ
「高配当＝安心」という思い込みは禁物です。配当利回りが高すぎる企業は、裏を返せば業績に不安があったり、減配リスクが潜んでいる場合があります。
まずは利回り4〜5%台を目安に、業績が安定している企業や、過去に減配が少ない企業を選ぶことが大切です。
たとえば、商船三井やTHK、日本化薬などは業績と配当方針の両方で一定の信頼が置ける企業です。銘柄選びの際は、公式サイトや決算短信で「配当方針」や「業績の推移」も必ず確認する癖をつけましょう。
✅ 対策② 異なる業種でポートフォリオを組む
高配当株投資では、業種の分散がリスク管理の基本です。海運、銀行、通信、不動産…高配当が期待できる業種はある程度限られますが、1業種に偏らず複数組み合わせることで、市況の波に強いポートフォリオができます。
具体的には、「海運＋通信＋銀行」のように、収益構造が異なる業種を意識して揃えることがおすすめです。
これにより、ある業種が一時的に不調でも、他の業種の配当が家計を支えてくれる仕組みが作れます。
✅ 対策③ 配当月を分散させて年間のリズムを作る
初心者の方が意外と見落としがちなのが、配当月のバランスです。例えば3月決算の企業だけを揃えると、配当が年に1回か2回に集中し、「思ったほど配当のありがたみを感じない」ということがあります。
そのため、異なる配当月の銘柄を組み合わせ、年間を通じて配当金が届くリズムを作るのがおすすめです。NTTのように6月・12月に配当がある企業や、米国株の四半期配当銘柄を一部組み入れると、さらに配当の受取頻度が上がり、家計のサポート感が増します。
✅ 対策④ 購入タイミングを分散させる（ドルコスト平均法）
高配当株も株式である以上、株価は日々上下します。高値づかみをしてしまうと、その後の株価下落で精神的に不安になることも。
そうならないために、一度にまとめて買うのではなく、数回に分けて購入する「タイミング分散」を意識しましょう。これにより平均購入価格を平準化でき、高値掴みリスクを抑えることができます。
特に初心者の方は、「月に1万円ずつ」「毎月決まった日に」などルールを決めると続けやすいです。
✅ 対策⑤ 配当金はできる限り再投資する
「配当金＝ちょっとした贅沢のお小遣い」と考えがちですが、資産を育てたいならここはグッと我慢。
配当金を再投資に回すことで、配当がさらに配当を生む“雪だるま効果”が働きます。
最初は小さな額でも、数年続けるうちに配当収入の成長が目に見えて感じられるようになります。もちろん、記念やご褒美で一部使うのはOKですが、基本は再投資を意識しましょう。
まとめ｜「高配当株投資は学びながら育てるもの」
この対策を意識するだけで、高配当株投資は失敗しにくくなり、「資産形成の実感」が着実に得られるようになります。ぜひ、今日から実践してみてください！
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