ロキ兄の未来志向マネー論

“ロキ兄の未来志向マネー論” Vol.4 サブスク地獄に気づいてる?|便利と支出の見直し術

サブスク地獄に気づいてる?

こんにちは!『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ!

リコ
リコ
「お兄ちゃん、これもサブスクだったの?」

リコちゃんが言いながらスマホ画面を差し出してきたのは、動画配信サービスの請求履歴でした。

その横には音楽アプリ、電子書籍、そして英語学習のアプリ。小さな数字が並ぶ明細ですが、合計すると月額で1万円近くになっていました。

ロキ兄
ロキ兄
「うん、確かに全部お兄ちゃんのアカウントで払ってるね。けど……使ってる?」
リコ
リコ
「動画は週に2回くらい見てるけど、英語のアプリはあんまり……」

ロキ兄さんは、額に手を当ててため息をつきました。

キンコ母さんも苦笑いしながらキッチンから一言。

母
「それ、うちでも同じよ。便利って思って契約したのに、いつの間にか“自動でお金が消えていく”怖さ、あるよね」

 

前回のお話!

“ロキ兄の未来志向マネー論” Vol.3 “働く”が変わる時代に、どう備える?“働く”が変わる時代に、どう備える? こんにちは!『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ! 夕食後、テレビで特集...

 

サブスクの罠──“便利”の裏にある落とし穴

サブスクリプション(定額制)サービスは、毎月定額を支払うことでサービスを受けられる仕組みです。

月数百円~数千円と金額は小さく見えますが、油断すると家計にじわじわと響いてきます。

実は、2024年現在、日本の家庭におけるサブスク支出は月平均で7,000円〜1万2,000円とも言われています。

しかも驚くことに、多くの家庭が**「契約している数を正確に把握していない」**というデータもあります。

「サブスク地獄」──それは、“ちょっと便利”の積み重ねが、“気づいたらお金の沼”になってしまう現象なのです。

 

【ポイント①】サブスクは「固定費」になる

リコ
リコ
「え、でも月500円くらいならいいじゃん」
ロキ兄
ロキ兄
「それが罠なんだよ、リコちゃん。“固定費”って、毎月必ず出ていくお金。500円でも、1年で6,000円。5つあれば3万円。使ってないサービスなら、3万円丸ごと捨ててるのと同じなんだ」

カズ父さんも新聞を置いて口を挟みます。

父
「“固定費の見直し”っていうのは、節約の基本なんだ。特に使ってないサービスがあるなら即解除が正解だぞ」

 

【ポイント②】見える化と“サブスク棚卸し”
ここで、ロキ兄さんがホワイトボードを持ち出しました。

ロキ兄
ロキ兄
「よし、今月の“サブスク棚卸し”をしよう」

契約中のサブスクをすべて書き出す

月額料金・契約者・使用頻度をチェック

継続 or 解約を“家庭会議”で決める

ロキ兄
ロキ兄
「これ、家族でやるのが大事なんだよね」

とロキ兄さん。

特に、“誰が契約したのか分からない”というケースは意外と多く、支出の盲点になりがちです。

 

【ポイント③】“必要な支出”と“思い込みの支出”を見極めよう

リコ
リコ
「けどさ、動画とか音楽とか、ないと寂しくない?」
母
「わかるわ。でも、“無いと困る”のか、“無くても案外平気”なのか、見直すタイミングなのよね」

 

たとえば、以下のような見極めが大切です:

✅ 家族で共有できるものか?(1人1契約より、家族プランを活用)

✅ 週に何回使っているか?(週1回未満なら、候補から外す)

✅ 代替手段はないか?(無料の動画や図書館も選択肢)

 

【まとめ】サブスクの整理は、お金の“体重測定”

ロキ兄
ロキ兄
「サブスクってね、放っておくと“家計の脂肪”になりがちなんだ」
母
「だから、たまに“体重計”に乗せてあげるのが大事ね」

便利だから、惰性で続ける。

けれど、本当に“価値”があるかは、時々立ち止まって考える必要があります。

リコ
リコ
「お兄ちゃん、私さ、今月の英語アプリは休むね。来月また使いたくなったら、入るのでもいいでしょ?」

リコちゃんの言葉に、ロキ兄さんは微笑みました。

「そう。お金って、“置き場所”で働き方が変わるんだ。
使わないサブスクに眠らせておくより、

投資や貯金に“引っ越し”させた方が、未来の力になるかもしれないよ」

 

 

ロキ兄
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。

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