FIREって本当に目指すべき?
こんにちは!『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ!
ある日、リコが得意げにタブレットを見せながら言いました。
とキンコ母さんもぽつり。
そんな家族の反応に、ロキ兄さんは少しだけ笑って言いました。
むしろ、誰よりも先に“自分の人生”と向き合う生き方なんだよ!」
前回のお話!

そもそもFIREって何?
FIREとは、以下の頭文字をとった言葉です。
F:Financial(経済的に)
I:Independence(自立)
R:Retire(引退)
E:Early(早期に)
つまり、「早期に経済的自立を達成して、会社勤めから解放される」という考え方です。
じゃあFIREを目指す人は、どんな人生設計をしているのか?
FIREを目指す人たちは、以下のような行動を取る傾向があります。
・支出を極限まで減らす(節約術の徹底)
・収入を増やす(副業・転職・昇進)
・資産運用を早く始め、時間を味方につける(複利)
・「年利○%で運用 × ○年=生活費○年分」など、数値目標を立てて逆算する
とロキ兄さん。
FIREを目指すメリットって?
ロキ兄さんは、カレンダーを指さしながら話を続けます。
それが“生活そのもの”になってしまうことも多いよね。
FIREを目指す人は、“働く自由”も“働かない自由”も持っているってこと」
メリットをまとめると…
辛く苦しい労働から脱出できる
自分で時間や場所を決めて暮らせる
子どもや家族との時間が増える
心の余裕ができ、価値観が変わる人も多い
でも、“FIRE=ゴール”ではない
とカズ父さん。
とロキ兄は言います。
FIREは“働かなくても生きていける”状態を作ること。
でも、だからといって“働かない生き方が最高”とは限らない
FIREを達成したあと、多くの人が“何かしらの仕事”や“活動”を続けているというデータもあります。
それは、働くことに「生活費を稼ぐ以外の意味」があるからです。
えすふぁみ会議:ロキ兄に聞いてみよう!
とリコ。
でも、“いつ辞めてもいい”って思える状態なら、
働き方や生き方に縛られすぎないはずだからね」
とキンコ母さん。
とカズ父が笑います。
ちょっとだけロジック:FIRE達成の目安とは?
FIREを達成するためには、こんな計算式がよく使われます。
必要な資産=年間生活費 × 25倍
たとえば、年間生活費が240万円なら……
240万円 × 25倍 = 6,000万円の資産が目安になります。
この金額を年利4%程度で運用できれば、
運用益だけで生活できる(≒元本を減らさない)という考え方です。
もちろん、支出や運用環境によって数字は変動しますが、
「支出を減らせばFIREも近づく」というのがポイントです。
まとめ:FIREとは“逃げ”ではなく“選ぶ力”
FIREを「会社からの逃亡」だと思う人もいますが、本質はそこではありません。
自分の時間をどう使いたいか
働くことの意味をどう考えるか
未来に対してどれだけの準備ができるか
こうした問いに正面から向き合い、
人生のハンドルを自分で握ろうとする姿勢――
それが、ロキ兄の考える「未来志向のFIRE」です。
とリコちゃん。
とロキ兄がやさしく微笑みました。
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