
保険に入る前に
多くの保険がある中でどの保険は必要かはその人によります。とりあえず入るのではなく、その保険が本当に必要か、保障に見合った保険料なのか、危ない保険会社でないか、など色確認してから保険を選びましょう。
どの保険に入るべきか知りたい方は、こちらをチェックしてね!

今回は保険に入る前に注意する点をまとめましたので、保険を検討している方はぜひお読みいただければ幸いです。
ソルベンシー・マージン比率とは
ソルベンシー・マージン比率[英:Solvency Margin Ratio]とは、保険会社の健全性を測る指標のひとつです。
保険会社は予測できないリスクに対して、自己資本や準備金などから保険金を支払う必要があります。そのような通常の予測をこえた支払いが発生した場合に、支払い余力があるかを判断できる指標がソルベンシー・マージン比率なのです。
ソルベンシー・マージン比率(%)=
ソルベンシー・マージン総額÷(通常の予測を超えるリスクに対応する額÷2)×100
ソルベンシー・マージン比率が200%以上が安心であると言われ、逆にこの比率が200%を下回った場合には、金融庁による是正措置(業務改善命令等)の対象となります。
例えば、「2022年 生命保険会社 ソルベンシー・マージン比率のランキング」は以下になります。

(出典)資産運用のすゝめ「保険会社のソルベンシー・マージン比率 2022年ランキング」
※この比率だけで、経営の健全性の全てを判断できるわけではありません。
過去には200%以上でも経営破綻した保険会社があるので、
あくまでひとつの参考値として確認するようにしてください。
要注意!定款・約款をよく読もう
保険を契約する際に小さな文字で書かれた書類に同意しますよね。それらのことを定款・約款といいます。
・定款:会社・組織などに関する根本的な規則(決め事)のこと
・約款:条約・契約などに定められている個々の条項(決め事)のこと
・規約:団体内で決めた規則(決め事)のこと。定款より細かい。
保険を契約するときには特に約款(契約のしおり)に注意しましょう。
読み飛ばしてしまう人も多いかもしれませんが、約款に書いてあるからと保険金が下りない、保険料が高くなる、など後々損することがでてくるかもしれません。
例えば「がん保険」の場合、ステージ1の軽度な癌では保険が効かないこともあります。癌になって手術したのに、約款には載っていない癌や所定の条件を満たしていない癌には保険金が下りないのです!
また、保険料が安い!と思い入った保険でも、それは最初のうちだけで40歳・50歳と年をとるごとに保険料があがっていく場合もあります。保険料が上がったときに抗議しても、約款に書いてあれば同意しましたよね?といわれてしまい、終わりです。
月々の保険料を定めよう
月々の保険料の目安はいくらでしょうか。日本では、1世帯あたり平均で月約3万円の保険料を払っていると言われています。
日本は社会保険が充実している素晴らしい国です。民間の保険に入らずとも多くの場合は貯金で対応できることが多いのです。「自分では到底支払えない損害に備えて保険に入る」ことはいいですが、むやみやたらに入ることはNG!世界では「保険にはなるべく入らない」ほうが常識なのです。
自分でいくら以下なら保険にかけてもいいと定めて、保険に入るのがいいでしょう。怖いのは、心配だからと調査もせずに保険に入り、無駄な保険料を払い続けることです。信頼のある保険会社で、自分が納得した条件の保険に入るようにしたいと思いました。
以上、保険に入る時の注意点についてでした!ご参考になれば幸いです。
↓動画もご覧いただければ幸いです!
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