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外国為替とは
国境を越えて「異なる通貨を交換すること」が外国為替取引です。世界にはさまざまな通貨があり、海外でものを買うには「円」を外国の通貨にかえなくてはならず、その際の通貨の交換比率を「為替レート」といいます。例えば、米ドルを日本円で購入したい場合、為替レートが1ドル100円だった場合、100円で1ドルと交換(購入)できるのです。
円安・円高ってどういう意味?
円と外貨との交換比率(為替レート)は日々刻々と変動し、その為替相場は「需要と供給のバランス」で決まります。例えば、日本円をほしい人がたくさんいれば日本円の価値が高まり、「円高」が進行します。「円高」の場合、外貨を安く買えるということなので日本円を持っている人は海外旅行や海外での商品購入がお得になりますね。
米ドル円でみてみると、以下のような図で表せます。

同じ1ドルでも、70円の時もあれば130円の時もあります。このとき、1ドルが70円で交換できる場合、円の価値が高いので「円高」、1ドルに130円も払わなきゃいけない場合、円の価値は低くなっているので「円安」といわれるのです。
為替リスクにご注意を
外国為替相場が変動することによって、企業や個人には「為替リスク」が生じることがあります。「為替リスク」とは、外国の通貨価値によって所有している資産・債務等の評価額(価値)が変動することです。
例えば、1ドル100円で通貨を交換し、100ドル(1万円)の外国株式を購入したとします。円高ドル安になり、為替レートが1ドル70円になった時に株を売却したい場合、100ドルの株は7000円分の資産価値になります。100ドルの株自体の価格は100ドルのままなのに、実際の資産価値は変動してますよね。
為替はどのくらい変わるの?
米ドル円の例を見てみましょう。

実際に過去10年間でみても、1ドル80円の時もあれば150円の時もありますね。
つまり、資産が2倍になることもあれば、2分の1になるリスクもあるわけです。
このように、外国に投資をする場合、投資した通貨の価値が下がった際に元本や利益が減ってしまう可能性があります。
為替は予測できる?
では、外国為替を予測できれば、為替リスクが回避できるのではないでしょうか。
為替の変動要因はかなり多いです。長期的な要因で言えば、2国間の金利差(金利が低いと通貨価値は低くなる)、貿易収支(黒字だと通貨価値は高くなる)、物価変動(インフレだと通貨価値は低くなる)に左右されます。また、短期的な要因でも、中央銀行の為替介入、政治的要因、経済指標の発表、地域紛争・戦争などなど…
これらの要因が複雑に絡まりあい、為替相場は日々変動しているのです。
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