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老後の資金はいくら必要?
老後2,000万円問題とは
”老後2,000万円問題”とは、金融庁の金融審議会 市場ワーキング・グループによって試算された「老後20~30 年間で約2,000 万円が不足する」ことに対し、「いかに老後の資金を形成するか」という問題のことです。

老後は普通に生活しているだけで約2,000万円不足するということは、余生を楽しむためにはいくら必要になるんでしょう?今から数十年後に、年金がいただけるかも怪しいものです…。
退職金はあてになる?

上記グラフは大学卒以上の定年時退職金を表しています。20年間で約1,200万円も減少していることがわかります。(減りすぎでは…?)
最近では早期退職や転職をする人も多く、退職金はこれより少ないことが予想されます。退職金制度のない企業もあるので、自分で「老後の資金作り」をする必要がありますね。
貯金だけではお金が足りなくなる?
預貯金では、資産は増えない
ゆうちょ銀行をはじめとする銀行各社が出している預貯金金利は「0.001%」(2023年現在)。100万円貯金したとしても、1年でもらえる利子はたったの「10円」なのです…。
年率7%だと、10年預ければ元のお金は”約2倍”になるということ。
なにもしなくても資産が増えていくので、その時代では「貯金」が得策だったと思います。
毎年100万円ずつ貯金しても、2000万円貯めるには20年もかかります。
今後、結婚・出産、家の購入、事故や病気などで出費も多くなっていくため、実際にはもっと時間がかかることでしょう。
インフレとは
インフレーション [英:inflation]
財・サービスを代表する価格指数(物価)が継続して上昇する状態。
(野村證券 証券用語解説集より)
例えば、1個100円のチョコレートが値上げして200円になった場合、同じものを買うのに2倍の値段払っていることになります。つまりお金の価値は2分の1(半分)。
社会が安定している状態での物価上昇は経済成長を促します。給料があがり消費も増えれば景気回復しているとみてとれます。しかし、現在は給料が上がらないのに物価が上昇している状態。このまま生活費があがっていけば、どうなることやら・・・
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